GIFT WRAPPING

革新的な制作プロセス
「NANA WATANABE」のデザインプロセスは、彼女のファッションデザイナーとしての経験から派生しています。
まずはペーパークラフトのように手作業で紙で型紙を制作し、その型紙に柄を加えたり素材を選定します。
その後、日本の愛知県の工場でプログラミングと繊細な刺繍を施し、一つひとつのパーツを丁寧にカットしていきます。さらに形にする工程は、手縫いや接着剤、コテを用いて細部まで精巧に仕上げ、立体的なジュエリーに仕立て上げます。
洋服の製作技術をジュエリー制作に応用することで、一層の独創性を実現しています。

私たちのジュエリーは、ペットボトルを再生して作られた東レの「&+」リサイクルポリエステルを積極的に使用しています。
現在は製品の約半数でこのリサイクル素材を使用しており、将来的にはすべての製品でリサイクル素材を用いることを目指しています。
また、高価な宝石や金属を使用しないことも私たちのエシカルな選択の一部です。
これにより、環境負荷を軽減し、倫理的な価値を追求するとともに、日常使いから特別な場面まで、持続可能な美を提供します。
このアプローチは、贅沢でありながら地球に優しいライフスタイルを実現するためのものです。

AWARDS
- 2023 ARTISTAR JEWELS NETWORK / Milano Jewelry Week
- 2025 Bronze A' Design Award Winner for Jewelry Design Category in 2024
SOLO EXIBITION
- 2021 UNDER the PALMO, Hayama (Kanagawa, Japan)
GROUP EXIBITIONS
- 2023 Milano Jewelry Week (Milano, Italy)
- 2023 Earring Galore (New York, US)
- 2024 Nexus, Galleria Carlo Lucidi (Roma, Italy)
- 2024 MAD about Jewelry, MAD museum, (New York, US)
- 2024 CLUSTER JEWELLERY (London, UK)

渡辺奈菜 | 1983年生まれ、神奈川県藤沢市在住。
ISSEY MIYAKEのコレクションチーム他、日本国内のブランドにてファッションデザイナー、テキスタイルデザイナーを経験。
2017年3月より機械刺繍のテクニックを用いたアクセサリーブランド“ARRO”をスタート。
2024年11月よりブランド名をデザイナーの自身の本名である”NANA WATANABE"に変更。

日本の豊かな自然に囲まれて育ち、自然から受ける無限のインスピレーションを創作の原点としています。
“人を笑顔にすること”が、自分にとって最も自然で得意なこと。そして、その笑顔が人々を幸せにし、平和で豊かな世界へとつながっていく——。そんな思いを胸に、日々作品を生み出しています。
直感を信じ、理屈ではなく“感じる”ことで伝わる表現を大切に。誰かの心をふっとほどき、日常を少しだけ特別なものに。そんな作品づくりを目指しています。